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譲渡システムについての質問

譲渡する方には、地域猫団体・愛護団体・個人ボランティア・個人の方がいると考えられます。各団体・個人とそれぞれの考え方で、譲渡をしていますので、ここでは、一般論としてお答えします。


☆ 独身への譲渡を避ける理由・・・・・・・動物を飼うには、動物の命が飼い主の手の中にあります。仕事を含めた外泊があった場合、代わりに世話をする方がいなためです。また、飼い主が、事故等に巻き込まれ入院された場合も考えます。


☆ 高齢者への譲渡を避ける理由・・・・・・動物愛護管理法での終生飼養の原則は、動物の終生をさしていて、飼い主の事ではありません。譲渡する側では、高齢者と幼年者ほど動物との触れ合いが重要と考えていますので、常に悩んでいます。


☆ 譲渡にあたりお届けする理由・・・・・・動物の脱走ルート可能性の確認です。夏の網戸は、要注意になります。空調の利用が増えるので、電気代はかかります。また、先住動物の初対面の行動も確認しています。運送費が発生する事もあります。


☆ 費用を取る理由・・・・・・・・・・・・動物を飼うには、お金がかかります(平均9,000-月/匹程・高齢になると医療費発生)ので、まずは、ご自身のためにお使いくださいと考えています。また、ただで貰ったものは、簡単に捨てる(遺棄犯罪行為 http://mitaka123.com/?cat=18 )傾向が人にはあるようです。


☆ 医療費の領収書を出さない理由・・・・・病院独自のボランティア価格を公表する事になり他の病院もしくは当該病院で、強要する可能性を避けるためです。価格の違いについては、2015年8月9日に、第2回外科手術と動物の福祉セミナー 飼い主のいない猫の不妊去勢手術~その手法とあり方~ において行いました。http://mitaka123.com/?cat=7


☆ 医療行為は、どこまでするか・・・・・・野良出身では、不妊去勢手術・ウィルス検査・駆虫・ノミダニ駆除・ワクチン注射を行っている所が多いようです。譲受人に渡る前の疾患については、譲渡人の管理者責任で治しているところが多いようです。飼い出身では、医療歴により変わります。


☆ 譲渡するまでの食費は含まれるのか・・・・野良出身では、含まれていると思われます。法律上では、物ですので体力回復、人馴れするまでの食事・排泄を繰返し、不良品で返品されない完成品になります。飼い出身(飼い主の引越し・男女間の縺れなどの身勝手によるもの、飼い主の病気によるもの)では、手放す飼い主の最後の誠意により変わります。それぞれの譲渡人で、費用を決めているようです。


☆ お試し期間を置かない理由・・・・・・・・子猫独特の行動を楽しむ、お試し期間荒しが多数あるようで、お試し期間を置いていないようです。先住動物がいる場合は、相性確認のため、お試し期間を置いている譲渡人が多いようです。


☆ 譲渡人と譲受人の関係・・・・・・・・・・譲渡後の連絡については、譲受人としては、心配するなら譲渡人で飼え と思われるとおもいますが、団体・個人それぞれ違いますので、ご確認をお願いします。


☆ 譲渡書類はあるのか・・・・・・・・・・・求める譲渡人が多いようです。民法718条「動物の占有者等の責任」を明確化するためです。

以上になりますが、一般的な回答なので、詳しい事は、譲渡先にご確認をお願いします。

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