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新年あけましておめでとうございます

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新年、あけましておめでとうございます。 旧年中は三鷹市内外の皆様に、言葉に尽くせぬほどのご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。


新しい年のはじまりを昨年一年の里親さんからのお便り、幸せ便りのコーナーから始めさせて頂きます。 写真とメールのできる里親さんに限られますので、全体の中のごく一部ではありますが、どうぞ人の手を通して激変してゆく、野良猫の運命をご覧ください!

←リハウスちゃん

まずは昨年11月の譲渡会にて多くの方々の涙を誘ったリハウスちゃん。物語はある大手不動産屋さんの社員さんから、問い合わせコーナーにご連絡がありました。 一軒家を売られた方が飼っていた猫を連れて行けなかったそうでこの猫さんが玄関前でいつも泣いていると。そこに新しくその家を買われてリハウスして来られた家主さんも、玄関を開けるとこの猫が当り前のように入ってこようとするので困ってしまっているとのお話。 この話からこの猫通称リハウスちゃんの里親探しが始まりました。 とはいえ、このリハウスちゃん獣医さんで健康診断をしてもらうと、歯は一本も残ってなく、年齢は確実に10歳は越えているようで、エイズでもありました。 お腹には遥か昔に不妊手術を受けた傷あとを確認できましたので、手術をしないですみました。 このリハウスちゃん、なんで自分の暮らしてきたお家から締め出されたのかわからず、お腹をすかせて数ヶ月玄関前で泣いていたんですね。 譲渡会では里親さんに巡りあえませんでした。しかししばらくしてポスターから問い合わせがあり可愛い子猫を選ばずに、このリハウスちゃんにすると決めてくださる方が現れました。

その里親さんよりこの写真と共に新年のメールが届きました。

(=^・^=)ニャモより新年のご挨拶を申し上げます(=^・^=) 新玉の 年を新居に 迎へけり 去りにし人の 思ひ出胸に ニャモ

リハウスちゃんをもらって下さったのは、日本人なら誰でも聞き覚えのあるお名前、武者小路さんでした。ご本人様の了解を頂きお名前とお写真を掲載しております。あの武者小路実篤さんのお孫さんで、武者小路リハウスちゃんと呼んでおりましたが、1ヶ月ほど経ってようやく慣れてきたようで、そうなる頃にはピンとくる名前も自然についてくるのでしょうね! ニャモちゃんになってからクリスマスにメールを頂きました。ご紹介致します。


メリークリスマスご無沙汰しています。 実はニャモがかなりの甘えん坊であることが判りました。 始めの頃はこちらの顔を見ると自分の部屋に戻っていたけど、この頃は私の顔を見ると呼んでくれないかなといつた様子で、「オイデ!」と言うとすぐに膝の上に乗って甘えてきます。重いので足が痺れますがこれまで寂しい思いをしていたと思うとついがまんしています。

武者小路さんのお宅に依頼人の不動産屋さんの社員さんと一緒に伺いまして、歴代の可愛がっていらした犬や猫の写真を見せて頂きまして、その子がどんな性格であったか、手や足の悪い犬や猫さん達が体が不自由なだけであり、その生命がどれほど輝いていたか、たくさんのお話を聞かせて下さいました。 ありがとうございました。 ニャモちゃん、長生きして下さい。 みたか123一同より。

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風太&凜

風太 現在 凜 現在 凜 ご家族待ち風太、凜ともに元気です。風太の体重は、3キロになり、凜は2キロです。 一生懸命に聞き耳を立てているようですね。風太は、おやんちゃで、凜は、「何やっているの風太」 とコメントを書きながら、勝手に想像してニタニタしています。

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